お茶はじめました。第六回:カテキンって何がすごいの?
こんにちは!hamonメンバーのKinocoです。
暇を持て余した20代女がど素人の状態から少しずつお茶に詳しくなっていく(予定)のお茶コラム、第6回です。
前回はなぜお茶は健康にいいと言われているのか?ということについてお話ししました。
えっなんで…?な方はこちらから↓
さて、今回はお茶に含まれる多くの成分のなかでも一番の有名成分(たぶん)カテキンのもつパワーについてお話ししていきます!
カテキンって割とよく耳にしますが、どんな効能があるのかは知らない方も意外と多いのでは…?
カテキンの効能① 抗酸化作用
お茶にもっとも多く含まれているカテキン。
カテキンはお茶の持つ苦みや渋みのもととなる成分です。
その主な効能のひとつが抗酸化作用!
何やそれは…となった方、私もそうなりました。しかし、抗酸化作用ってなんだかんだよく聞く言葉ではないでしょうか?
体内には生活習慣病や老化のもととなる「活性酸素」というものが存在しています。そして、なんとカテキンはその活性酸素が作られるのを防いでくれるのだとか...!
さらに、すでにできてしまった活性酸素を消すはたらきもあるのです。強い。活性「酸素」に「抗う」から抗酸化作用なのでしょうか。とにかく強い。カテキン。
カテキンの効能② 高血圧の予防
カテキンの効能、二つめは高血圧を防いでくれるということ。
高血圧、悩んでる方も多いですよね。私も妊娠中は高血圧にならないよう食事に気を遣って過ごしていました…。
高血圧は心筋梗塞や脳卒中などの病気の原因となる怖い症状。
カテキンは、高血圧を引き起こす酵素のはたらきを低下させて、血圧の上昇を防ぐ効果があるのです。なんとありがたい…。
カテキンの効能③ 肥満の予防
カテキンの効能、三つめは肥満の予防!
カテキン、強すぎませんか?肥満まで予防してくれるとは…。
と言っても、お茶を飲めば痩せる!ということではありません。
カテキンは、炭水化物をブドウ糖に変える酵素のはたらきを抑え、炭水化物に含まれるデンプンやショ糖がブドウ糖に変わるのを防いでくれるのです。
脂肪はこのブドウ糖から作られるため、脂肪を作るブドウ糖が増えにくくなる、ということなんです。
しかもお茶は低カロリー!いつもジュースなど甘いものを飲みがちなら、その一杯をお茶に変えるとヘルシーかもしれませんね。
ここまででわかったカテキンの主な効能をまとめてみましょう。
① 悪い酵素を無効化!抗酸化作用
② 血圧の上昇を防ぐ!高血圧予防
③ 脂肪の増加を抑える!肥満予防
なんだかお茶について知れば知るほど飲みたくなってきますよね。
もちろんこれら3つ以外にもカテキンの効能はたくさんあるので、興味がある方はぜひ調べてみてください。
どんどんその魅力が見えてきたお茶ですが、お茶業界は順風満帆…というわけではないようです。
次回はお茶業界が抱える課題についてみていきましょう。
それではまた。