タイトル画像_わたしがよく飲むお茶

こんにちは。hamon管理人のUです。

浜松出身のわたしが、お茶との出会いからhamonオリジナル商品ができるまでを伝えていく「わたしとお茶」のコラム、第七話です。
第六話はこちら↓

ME CHA(meet cha)vol.6: お茶で感じる四季

前回は、わたしが急須でいれるお茶を飲む理由として、急須でいれるお茶とペットボトルのお茶のお話をしました。今回は、わたしがよく飲むお気に入りのお茶についてお話したいと思います。

 

掛川の深蒸し茶

掛川市は、実際に全国トップクラスの荒茶生産量を誇っている有数のお茶処です。この地域で多く親しまれている深蒸し茶は、名前の通り、普通煎茶よりも蒸し時間を2倍から3倍長くしています。陽射しをたっぷりと浴びた茶葉は、肉厚で豊富にカテキンを含んでいて、深く丁寧に蒸すことで、お茶本来の香りを生かしたままに、深い緑色と強い香りに加えて、濃厚な旨味と甘さが特徴です。

深く蒸された茶葉は柔らかく、細かく、粉の多いお茶に仕上がるため、急須で淹れてお茶を飲む場合、お湯や水に溶けにくい茶の成分を多く含んだ粉が湯呑に注がれます。カテキン・テアニン・ビタミンE・ビタミンCはもちろん、食物繊維やミネラルなどの成分も多く飲むことができます。色が濃く、細かい浮遊物がたくさん含まれているのが特徴で、この浮遊物は、普通のお茶にはほとんど含まれない成分が多く含まれています。

◎B カロテン 抗酸化作用
◎ビタミンE 血行促進作用、免疫昨日改善効果
◎クロロフィル 腸内環境を整える働きがある

掛川の茶畑

 

茶の庭 TEA GARDEN

掛川市上内田にある佐々木製茶株式会社真横の茶畑の中にある「茶の庭」は、お茶やお茶に関連するカフェメニューの他にも、お茶に合うお菓子やお茶を美味しく飲むための道具もあり、自分へのご褒美やギフトにもぴったりの「お茶を楽しむショップ&カフェ」です。自社の荒茶工場や焙煎工場が隣接し、風に漂って焙煎中のお茶の香りを運んできます。鮮やかなお茶や、季節のドリンク、かわいらしいお茶スイーツは、目でもお茶を堪能できる工夫があります。

茶の庭を直営する佐々木製茶さんは、150人を超えるお茶農家さんと共に、有機質肥料たっぷりの茶園づくりをはじめ、お茶摘みから商品の袋詰めまで丁寧で責任ある一貫生産をしています。自社の茶もみ工場で製造された揉みたてのお茶は、酸化を防ぐために24時間いないに窒素充填をし、マイナス25℃の低温冷凍での保管によりいつも新鮮なお茶をお届けできる体制が整っています。このスピードとこだわりの一貫生産で、美味しさだけでなく新鮮さを直にカフェで体験していただけます。

 

世界基準の確かな美味しさ

佐々木製茶さんは、農林水産大臣賞受賞32回をはじめ、ヨーロッパの一流シェフやソムリエたちによる厳しい審査であるiTQi(国際味覚品審査機構)において、日本茶初の三ツ星を受賞しています。7年連続8回目の受賞で、日本茶のリーフ(葉)では唯一のことです。加えて、10年で7回受賞した製品に贈られる、最高位の「ダイヤモンド賞」を獲得し、国内はもちろん、海外でも認められた美味しさのお茶をつくっています。

 

佐々木製茶さんのお茶は、美味しさに加え、一貫生産や厳しい水準をクリアしている安心と信頼のお茶で、贈り物にも喜ばれるお茶を多く取り揃えています。わたしも毎日飲んでいるお茶ですが、確かな品質のものを贈りたいときにもぴったりなお茶屋さんです。

次回は、お茶に魅了されたわたしがお茶を拡めたい一心でつくったCHAについて、パッケージデザインを交えて少しお話したいと思います。